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心電図異常をいわれた
心電図異常をいわれる原因

不整脈
心臓の拍動が乱れる状態を不整脈といいます。心拍が飛ぶ「期外収縮」、異常に速くなる「頻脈」、遅くなる「徐脈」などがあります。動悸や息切れ、めまいなどを感じることがあります。原因には日常生活でのストレスや睡眠不足、飲酒が関係します。健康な人でも起こることがあり、スポーツ選手では徐脈がみられるのも珍しくありません。
虚血性心疾患
心臓の筋肉に血液を送る血管(冠状動脈)に異常があると心電図に変化が表れます。「狭心症」は運動時やストレス時に胸の痛みが起こり、休むと良くなります。「心筋梗塞」は血管が完全に詰まって強い胸の痛みが続き、すぐに治療が必要です。高血圧や糖尿病、コレステロールの高さが原因となります。
心筋症
心臓の筋肉そのものに異常がある病気です。壁が厚くなる「肥大型」、心臓が大きく広がる「拡張型」などがあります。遺伝やウイルス感染が原因で、息切れや疲れやすさ、むくみなどが出ます。症状が少ないため、健康診断で初めて分かることも多いです。
心電図異常の症状と特徴
主な症状
胸がドキドキする、息が苦しい、胸が痛い、めまいがするなどの症状が出る場合があります。ただし、多くの方は症状を感じていません。症状がなくても定期的な検査を受けることが大切です。特に高齢の方や持病のある方は気をつけましょう。
気をつけたい症状
階段を上ると息切れがする、胸が苦しくなるといった症状には注意が必要です。夜間や安静にしているとき、突然の動悸や脈の乱れを感じる場合も医師に相談しましょう。めまいや意識を失うような症状がある場合は、重い不整脈の可能性があります。
心電図異常の際の治療法
軽度な異常の場合
まずは生活習慣の改善から始めます。禁煙、お酒を控える、適度な運動、十分な睡眠を心がけましょう。塩分や脂っこい食事を減らし、規則正しい生活を送ります。運動は散歩などの軽い運動から始めて、徐々に強さを上げていきます。
中程度の異常の場合
お薬による治療を行います。不整脈、高血圧、狭心症など、症状に合わせて適切なお薬を使います。定期的に検査を行い、お薬の種類や量を調整していきます。毎日の血圧測定や脈拍チェックも大切です。
重度の異常の場合
ペースメーカーの植え込みや手術が必要になります。重い不整脈や血管が細くなっている場合は、カテーテル治療やバイパス手術を行います。手術後は通院でチェックを続け、リハビリを行いながら普段の生活に戻っていきます。
心電図異常の際の検査
基本的な検査
まず問診と診察があります。血液検査で心臓状態を示す成分を調べます。胸のレントゲン写真で心臓の大きさや形を確認します。検査結果から詳しい検査の必要性を判断します。
詳しい検査
心臓CTで血管の詰まりや狭さを調べます。心臓MRIで心臓筋肉の状態を見ます。状況によって心臓カテーテル検査も行います。
日常生活での注意点
運動の取り入れ方
1日10分程度の散歩から始めます。時間を徐々に増やしていきましょう。平らな道を選び、ゆっくり歩きます。胸の痛みや強い息切れを感じたらすぐに休みましょう。
食事で気をつけること
塩分は1日6g未満が目安です。野菜を中心に、脂っこい食事は控えめにします。食事時間は規則正しく、食べすぎに注意します。お酒は適量まで、コーヒーの飲みすぎにも気をつけます。
生活のリズム
毎日同じ時間に起きましょう。十分な睡眠時間を確保します。仕事の合間に短い休憩を入れ、適度な休養を取りましょう。
予防のポイント

生活習慣病を防ぐ
高血圧、糖尿病、コレステロールの高さは心臓に負担をかけます。年に1回は健康診断を受けましょう。数値が気になれば医師に相談します。
禁煙について
タバコは血管を傷つけ、心臓病の原因となります。禁煙は心臓を守る大切な一歩です。禁煙外来を利用しましょう。
定期検査を続ける
心電図に異常があれば、定められた間隔で検査を受けます。症状がなくても予定通り受診しましょう。早めの対応が重要です。
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