外科・消化器外科・肛門外科のお悩みMedical chief complaint

下痢をした
下痢をしてしまう原因
食事による原因
脂っこい食事、アルコール、香辛料は腸を刺激して下痢になります。人工甘味料や食物繊維、マグネシウムを含むサプリメントも下痢の原因となります。腸が冷えた状態で冷たい物を摂取すると、腸の動きが活発になり下痢を誘発します。
感染による原因
ウイルスや細菌、寄生虫が腸に入り込み、粘膜を刺激して炎症を起こし、下痢になります。食中毒も感染による下痢の一つです。水様便などのひどい下痢や、発熱や嘔吐、腹痛をともなう場合は、感染による可能性があります。
生活習慣による原因
精神的なストレスや不安、緊張により腸の動きが活発になり下痢になります。また、腹部を冷やし過ぎると腸の働きが乱れ、下痢の原因となります。睡眠不足や不規則な生活も腸の動きに影響を与え、下痢を引き起こす要因となります。過敏性腸症候群の方は、特にストレスで腸が敏感になりやすく、下痢と便秘を繰り返すことがあります。
下痢の症状と特徴
主な症状と経過
軽い下痢では、便が緩くなり排便回数が増加します。中程度になると腹痛や腹部の不快感が加わり、水様便となることがあります。重症になると、以下のような症状が現れます。
- ・発熱(38度以上)
- ・激しい腹痛
- ・嘔吐
- ・血便
- ・排便後も続く腹痛
- ・脱水症状(尿量減少、喉の渇き、めまい)
下痢を予防するために
日常生活での注意点
手洗いとうがいを習慣化し、感染予防を心がけます。特に調理前、食事前、トイレの後は丁寧に手を洗います。食事は規則正しく取り、よく噛んで食べます。急激な温度変化は腸を刺激するため、冷たい飲み物や食べ物は控えめにします。
食事の管理
生もの、半生もの、加熱が不十分な食品には注意します。特に夏場は食中毒が増えるため、食材の管理を徹底します。
ストレス管理
ストレスは腸の働きに大きく影響します。十分な睡眠を取り、適度な運動で体調を整えます。リラックスできる時間を作り、ストレスを溜めないよう心がけます。
医療機関を受診すべき症状
早急な受診が必要な場合
- ・激しい腹痛が続く
- ・血便や黒い便が出る
- ・38度以上の発熱がある
- ・頻繁な嘔吐がある
- ・めまいや立ちくらみがある
- ・尿量が著しく減少している
- ・意識がもうろうとしてくる
様子をみて受診が必要な場合
- ・下痢が続く
- ・下痢と便秘を繰り返す
- ・食欲が著しく低下する
- ・原因不明の体重減少がある
- ・腹部の不快感が続く
- ・食事をすると必ず下痢になる
下痢をした場合の対応
下痢が続いたり、嘔吐、腹痛、発熱などを伴う場合は、医師による診察を受けてください。当院では、血液検査、CT検査、細菌培養検査などを行い、診断、治療を行います。また、症状が落ち着くまで、刺激物を避け、消化の良い食事を心がけます。
これらの症状をおこす主な病気
- ・炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)
- ・過敏性腸症候群
- ・感染性腸炎
- ・大腸がん
- ・甲状腺機能亢進症
- ・乳糖不耐症
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