外科・消化器外科・肛門外科のお悩みMedical chief complaint

ケガをした、できものがある、はれている

 

ケガやできもの、はれ(腫れ)の原因

外傷によるケガ

転倒や打撲、切り傷、やけどなど、日常生活で起きる外的要因により体を傷めます。応急処置で治る軽いケガから、すぐに医療処置が必要な重症まで、程度はさまざまです。多量の出血や深い傷の場合は、すぐに受診しましょう。外傷の部位や深さによって治療方法は異なり、特に頭部や顔面のケガは慎重な対応が必要です。

腫瘍やできもの

皮膚や体の表面に現れる腫瘤は、良性と悪性に分かれます。症状に応じて湿疹や腫れを伴い、治療方法も異なります。医師は腫瘤の大きさ、形状、色、触感を総合的に診察し、必要に応じてCT検査や超音波検査による画像診断を行い、治療方針を立てます。痛みの有無、増大速度、表面の性状なども重要な判断材料となります。

炎症による腫れ

打撲や捻挫のほか、感染症でも体の一部が腫れます。腫れの大きさ、痛み、継続期間で治療方法は変わります。腫れに熱感や発赤をともなう場合は、感染症の可能性も考えられます。

重症化を防ぐための注意点

ケガの場合の対応

ケガをしたらすぐに傷口をしっかり洗浄して清潔に保ち、その後も毎日の洗浄と傷口の保護が大切です。出血が続いたり、傷の状態が悪化したり、痛みが強くなったりした場合は、すぐに受診しましょう。

できものがある場合の対応

むやみに触ったり掻いたりせず、清潔に保ちます。大きさや色の変化を定期的に確認し、変化があれば記録を残しておくと診察時に役立ちます。

はれ(腫れ)ている場合の対応

腫れの原因となる動作を控え、患部を心臓より高く保つと腫れの軽減に効果があります。冷やす場合は、氷嚢やアイスパックを直接皮膚に当てず、タオルで包んで使用します。安静にしても症状が改善しない場合は、無理せず早めに受診しましょう。

受診が必要な症状

すぐに受診が必要な症状

  • ・出血が止まらない
  • ・頭部を強く打って意識がもうろうとする
  • ・広範囲のやけど
  • ・強い痛みをともなう腫れ
  • ・呼吸が苦しい
  • ・高熱をともなう

できものの場合の受診目安

  • ・急激なに大きくなった
  • ・痛みや出血の出現
  • ・形や色の変化
  • ・かゆみが強く続く
  • ・なかなか改善しない

ケガ、できもの、はれにともなう症状

ケガにともなう症状

  • ・出血や痛み
  • ・腫れや熱感
  • ・動かしにくさや違和感
  • ・皮膚の変色や傷
  • ・しびれや感覚の変化

できものにともなう症状

  • ・しこりや硬結
  • ・かゆみや痛み
  • ・皮膚の変色や隆起
  • ・大きさの変化
  • ・表面の変化

ケガやできもの、はれへの対応

     

軽度のケガの場合

切り傷や擦り傷などの軽いケガは、傷口を清潔に保ち、消毒して包帯で保護します。当院では状況に応じて医師が縫合や専門的な処置を行います。応急処置として、出血時は圧迫止血、打撲時は冷却が基本となります。外科では紹介状や予約なしでも診察を受けられます。

腫瘍やできものの場合

診察と検査結果をもとに、経過観察、薬物療法、切除など最適な治療方針を選びます。当院の外科では、腫瘤の診断に必要な各種画像検査を実施します。状態に応じて専門医への紹介も検討します。

腫れの対処法

原因に合わせて、安静・冷却などの応急処置から、痛み止めの服用、リハビリテーションまで、複数の治療法を組み合わせます。腫れの原因特定のため、当院ではCT検査や超音波検査による詳しい画像診断を行います。緊急時には即日検査も可能です。

症状が似ている主な病気

  • ・深部静脈血栓症
  • ・蜂窩織炎
  • ・リンパ浮腫
  • ・関節リウマチ
  • ・痛風
  • ・帯状疱疹
  • ・皮膚腫瘍

対象の治療科

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