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定期健診を受けたい
定期健診は、むし歯や歯周病の早期発見・予防だけでなく、口腔内の健康を維持するために重要な役割を果たします。定期健診の必要性や主な検査内容などについて解説しています。
歯科健診の重要性
歯科健診の受診の実際
日本歯科医師会の「歯科医療に関する生活者意識調査(2022年)」によると、15歳〜79歳の男女10,000人において、9割以上が歯や口の健康意識を持っているものの、実際に歯科医院で定期健診を受診している人は、半数以下にとどまっています。
定期健診を受けましょう
歯科の定期健診は、むし歯や歯周病の早期発見・予防に効果的です。
早期発見・早期治療が可能
むし歯や特に歯周病は、初期段階では自覚症状がほとんどなく、気づいたころには進行していることも少なくありません。しかし、定期健診を受けていれば、痛みが出る前に病気を発見し、初期のうちに治療を受けられます。
治療費を抑えることができる
むし歯や歯周病が悪化すると、根管治療(歯の神経の治療)や抜歯などの大がかりな治療が必要になる場合があり、これらの治療費は高額になることも多いです。定期的な健診を受けていれば、むし歯や歯周病が軽度のうちに治療することが可能となり、結果的に治療費の負担を減らすことができます。
口腔内の健康維持につながる
歯科医院での専門的な定期クリーニングにより、歯の表面の汚れや歯垢(プラーク)を取り除くことができます。自分では取り切れない歯の汚れを除去してもらうことで、むし歯や歯周病の予防効果が高まるだけでなく、口臭の改善にもつながります。
重大な口腔疾患の早期発見につながる
深刻な口腔疾患である口腔がんは、早期発見が難しい病気のひとつです。定期健診時に歯科医師が口腔内の異変を確認することは、このような深刻な口腔疾患を早期発見することにもつながります。早期発見は治療の選択肢を増やすだけでなく、予後にも大きな影響を与えるため、非常に重要なポイントです。
定期健診の主な検査内容
歯科定期健診では、むし歯や歯周病の有無だけでなく、口腔内全体の健康状態を総合的にチェックします。
口腔内の視診
歯科医師が口腔内を直接観察し、むし歯の有無や歯周病の兆候などを確認します。歯ぐきの腫れや出血の有無も重要なポイントです。
歯垢(プラーク)・歯石のチェック
歯垢(プラーク)や歯石が付着している場合、専用の器具を使用して除去します。これを「スケーリング」といいます。とくに歯石は、通常の歯磨きでは除去できないため、専門的なクリーニングが必要です。
歯の動揺度の確認
歯がぐらついていないかを確認する検査です。歯周病が進行すると歯を支える骨が溶けるため、歯のぐらつきがみられる場合があります。歯のぐらつきは、歯周病の重症度を測る重要な指標の1つになります。
歯周ポケットの測定
歯と歯ぐきの間にある溝(ポケット)の深さを専用の器具で測定します。健康な溝(ポケット)は1〜2mmですが、4mm以上の深さがあると歯周病の可能性があります。
レントゲン検査
必要に応じてレントゲン検査が行われ、目視では確認できない歯の内部や骨の状態を確認します。むし歯の状態、歯の根の病気や骨の状態を確認するのに必要な検査です。
ブラッシングの指導
歯科医師や歯科衛生士から適切なブラッシングについて指導が行われます。正しいブラッシング方法を学び、適切なセルフケアを行うことが、歯と口の健康を守るために重要です。
定期健診を受ける際のポイント
定期健診の頻度は3~6ヶ月ごと
定期健診の頻度は、年2〜4回(3〜6ヶ月ごと)が推奨されています。特に、むし歯ができやすい人や歯周病のリスクが高い人は、より頻繁な受診が必要です。
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