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歯ぎしりが気になる
歯ぎしりとは、上下の歯を強くこすり合わせるような接触がある状態をいいます。歯ぎしりの原因や症状、治療法などについて解説しています。
歯ぎしりの原因
ストレスや精神的な負担
ストレスは、歯ぎしりの大きな要因のひとつです。日中に感じる緊張や不安が、就寝中に無意識の歯ぎしりを引き起こすことがあります。
噛み合わせの異常
歯の噛み合わせが均一でない場合、咀しゃくの際に特定の歯に負担がかかり、歯ぎしりの原因になることがあります。
生活習慣の影響
アルコールの摂取、喫煙、睡眠障害なども歯ぎしりの要因となることがあります。これらの習慣によって睡眠の質は低下し、歯ぎしりを引き起こしていることがあると考えられています。
歯ぎしりの症状
歯ぎしりの症状は、歯や顎関節、顔面の症状としてあらわれることが多くなります。
歯がすり減る
歯ぎしりが続くと、歯の表面がすり減って平らになったり、欠けやひびがみられることがあります。歯のすり減りや欠け、ヒビなどがあると、むし歯や知覚過敏のリスクが高まります。最悪の場合、歯の根まで折れてしまうこともあり、抜歯になることもあります。
顎関節の痛み
歯ぎしりは、顎の筋肉や関節に大きな負担をかけるため、顎関節症の原因にもなります。顎の痛みがある場合や、口を開けたときに「ガコガコ」と音がするような場合、歯ぎしりが関係している可能性があります。
顎や頬の筋肉のこわばり
就寝中に強い力で歯を噛みしめることで、顎や頬の筋肉が緊張し、朝起きたときに顔のだるさや頭痛が生じることがあります。
被せものの破損
歯に被せものがある場合、歯ぎしりによって歯に負担がかかることで、被せものが外れたり壊れたりする可能性があります。
歯周病の悪化
歯ぎしりは、歯を支える骨(歯槽骨)や、顎と骨の間にある歯根膜とよばれる組織にまで影響を及ぼします。歯を支える重要な組織である歯槽骨や歯根膜に炎症が起ている部位に歯ぎしりが合さると歯周病が悪化したり歯がぐらついたりするリスクが高くなります。
歯ぎしりの治療方法
マウスピースによる治療
歯ぎしりの最も一般的な治療法はアプライアンスによる治療です。睡眠中に(アプライアンス)を装着することで、寝ている間に歯を保護することができます。歯科医院で自分専用のナイトガードを作ることができ、これにより歯のすり減りや顎の負担が軽減されます。ナイトガードによる歯ぎしりの治療は保険適用となるため、費用も抑えられるのがメリットです。
歯ぎしりの予防方法
歯ぎしりは、ストレスの軽減や生活習慣の見直しなどにより予防できる可能性があります。
ストレスの軽減
ストレスは歯ぎしりと深く関係しており、ストレスを解消することで歯ぎしりが改善される場合もあります。ストレスの原因を特定し、リラクゼーションや趣味の時間などを日常に取り入れることでストレスを解消し、コントロールできるようにしましょう。
生活習慣の改善
飲酒や喫煙で歯ぎしりが多くなるメカニズムについては明らかになっていませんが、飲酒や喫煙の生活習慣は歯ぎしりの原因になることが知られています。禁煙やアルコールの摂取を控えることで、歯ぎしりが改善することが期待できます。また、睡眠の質を向上させることも歯ぎしりの予防に効果的だと考えられています。
噛み合わせのチェック
噛み合わせの悪さが原因で歯ぎしりが生じていることもあります。噛み合わせが気になる場合は、歯科医師に相談し、噛み合わせをチェックしてもらうことをおすすめします。
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